刃長82.3cmの長寸古名刀! 通称「物干し竿」 無銘の逸品 セール 巌流 佐々木小次郎 燕返し

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商品情報

【商品説明】
千葉県 第053425号種別:刀刃長:82.3cm反り:2.9cm目釘穴:2個
元幅3.15cm元重5.5mm刀身重量:790g
(計測は大まかなデータです)

凄まじい御刀が出て参りました。江戸時代に定められた刀の長さは概ね2尺3寸、現代でいうところの70㎝程度が「常寸」とされ、今日の居合や抜刀で用いられる刀の長さも、これがひとつの目安となっております。
しかし本品はそれを10cm以上も上回る、なんと刃長82cm超の長寸となっております。最強剣豪として名高い、あの宮本武蔵が最後の真剣勝負と語った巌流島での決戦の相手である「佐々木小次郎」と言い伝えられる剣士の愛刀「物干し竿」もかくや、といった凄味のある御刀です。
また単に長大というだけではなく、その見事な肌や直刃文からも、古刀期~新刀期に打たれた「名刀」であることがよく分かります。茎を見ますと目釘穴が2つあり、一見すると磨り上げ茎のようにも思われますが、よくよく観察してみると上の穴に比べ下の穴の方が経年変化が少なく、おそらくですが近代に2つ目釘用として新たに空けられた目釘穴であることが分かります。
時代物なので所々小さな傷や変色、薄錆はありますが、全体的には非常に綺麗な刃毀れ、刃切れは見当たりませんが、ほんの僅かに刀身に曲がり(うねり)があります。しかし刃を上に向けてよくよく目を凝らせば分かるというレベルで、遠目に眺めたり手に持った程度では分かりません。(なおこれも、保存刀剣以上の古刀でもよく見受けられるものです)

刃長に比較すると非常に軽い刀身で、しかしながらその刃は凄まじいレベルで研ぎ上げられています。美術鑑賞向けの研ぎでありながら、下手に触れると恐ろしいことになるであろうその研ぎ上げっぷりから、目釘穴の付属品はハバキのみとなります。非常に長い御刀なので、白鞘や拵制作に別途かなりの金額がかかる可能性があります。
そうしたやむを得ない金銭事情により、この度泣く泣く出品させていただきます。大切にしていただける方に御落札いただけますと幸いです。

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